季節の切花・鉢物~チューリップ~
チューリップとは
学名 | Tulipa |
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科名 | ユリ科 |
用途 | 鉢植え・露地植え・切花 |
地中海沿岸から中央アジアにかけておよそ150種が分布する球根植物です。育てやすく種類もたくさんあり人気があります。
球根といえばチューリップと定番の球根植物です。
切花はこの時期、市場に出回りお花屋さんの店頭に並びます。赤、ピンク、黄色、白など様々な色があります。
切花は八重咲きもあり花びらが何枚も重なってすごく可愛らしいです。
育て方のポイント
鉢物は日当たりのよい場所が理想的。冬のベランダでは土が乾きやすいので注意。土の表面が乾いたら下から出るまでたっぷり水を与えてください。
寒さには強いので特に防寒対策を行う必要はありません。
球根の植え付けは冬の寒さが本格的にくる前、10月~11月上旬が適しています。あまり遅いと充分に根が張れず生育に支障が出ます。浅く植えすぎると根が下に伸びていく力で球根が持ち上がり、地上にでてしまうことがあるので注意しましょう。
球根を植え付ける際は、球根の消毒剤などに15分ほどつけてから植え付けましょう。球根の消毒にはオーソサイドやベンレートなどを使用します。庭植えは球根2つ分、鉢植えは球根のあたまが地面から2cmくらいの深さに来るように植えます。また植え付けるときに球根の茶色い皮は簡単にはがれるようなら剥がしたほうが、病気などがあった場合すぐわかる。プランター植えの場合、ある程度詰めて(球根と球根の間のすき間がないくらい)植えた方がいっせいに咲いたときにかなりゴージャスです。
切花のチューリップは春の花のスイトピーや菜の花などと一緒に活けるのがおススメです。
切花は外で咲いているチューリップが咲き始めたら市場に出回らないのでこの機会にご自宅に飾って鑑賞してみてはいかがでしょうか?