季節の花苗~センニチコウ~

センニチコウとは

学名Gomphrena
和名センニチコウ(千日紅)=G. globosa、キバナセンニチコウ(黄花千日紅)=G. haageana
科名/属名ヒユ科 / センニチコウ属(ゴンフレナ属)
分類一年草
開花時期5月~11月

センニチコウの仲間は、花そのものではなく紫やピンク、白、黄、赤に色づく苞を観賞します。暑さと乾燥に強く、日本の夏に適した性質で、長期間咲き続けます。庭や花壇、鉢に植えて育てたものを切花にして飾ることも出来ます。

育て方のポイント

戸外の日当たりと水はけのよい場所に植えつけましょう。水はけの悪い場所に植える場合は、盛り土したり腐葉土を混ぜたりして、水はけをよくしましょう。

鉢植えでは、土の表面が乾いてきたらたっぷり水やりしましょう。過湿にしないように注意します。なお、乾燥に強いので、庭植えでは水やりは、ほぼ不要です。

鉢植え、庭植えともに、5月から10月の間に、緩効性化成肥料(N-P-K=10-10-10)を月1回施します。

病気と害虫

病気:立枯病

5月から11月、深く植えたり、過湿になったり、株元がぐらついて傷がつくなどすると、立枯病が発生します。浅く植え、乾かし気味に管理し、ぐらつく場合は支柱を立てましょう。

害虫:ハダニ、ナメクジ

7月から9月に高温乾燥が続くと、ハダニが発生しやすくなります。水やりの際、葉裏にも水をかけると発生を抑えることができます。
6月から7月の梅雨どきに、ナメクジの発生が多くなります。夜行性で、昼間は鉢の底や石の陰に隠れているので、探して捕殺するか、夜に這い出てきたものを捕殺してもよいでしょう。苗が小さいうちは、食べられるとダメージが大きいので、特に注意が必要です。

これからまだまだ咲き続けるので是非お庭に植えてみてはいかがでしょうか?