季節の鉢物~エキザカム~
エキザカムとは
学名 | Exacum affine |
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科名 | リンドウ科 |
用途 | 鉢植え・露地植え |
芳香のある直径1cmほどの小さな花をたくさん付けます。花は紫がかった青、白などがあり、中心部分の黄色い葯(やく)とのコントラストが非常に愛らしく、
丸っこい花びらもなんとなく優しい感じです。
育て方のポイント
日当たりのよい環境を好みます。特に苗の時期に日照不足になると、その後の生育に影響がでます。また、日当たりの悪い場所では花付きもよくありません。
しかし、暑さや強光線には弱いので夏は西日を避けた風通しのよい場所や明るい日陰などで育てます。日射しが強すぎると葉が焼けてしまったり、花色があせたように鈍くなります。
寒さに弱く冬越しには7℃以上の気温が必要です。一年草と割り切って秋まで花を楽しんで終わる場合は関係ありませんが、
冬越しをさせたい場合は室内の日当たりのよい場所などに移動させます。株をそのまま残すのではなく、挿し木をして苗の状態で冬越しさせる方法もあります。
土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。葉や花に水がかかると蒸れて灰色カビ病が発生する原因にもなるので、株元からそっと水をやるようにしましょう。
真夏は特に株が蒸れやすいので日中は避けて朝夕に水を与えるようにします。
次々と花を咲かせますので肥料切れさせないように4月~10月は月2回、液体肥料を与えます。
枯れた花をそのまま付けておくと見た目も悪い上に灰色カビ病発生の原因ともなりますので、こまめに花がらを摘むようにしましょう。
また、そうすることで株の消耗を防ぎ、長期間花を楽しむこともできます。